2021年入社 / 新卒
どんな業界に行っても使うだろうと、ExcelやWord、PowerPointといったパソコンのスキルの練習は力を入れてやってましたね。 マイクロソフト オフィス スペシャリストも満点で合格することができました。
現場でもExcelは本当に使うので、やっておいてよかったと思いますね。
大学時代に、古くなった校舎の改修工事があったんです。築50年は経っているような建物でした。 それが仮囲いに覆われた状態から露わになったときには、新築同様にキレイになっていて。
そこで、建設業界のスケールの大きさを感じました。 それに、もともと人と会話しながら仕事をすることが好きだったので、それなら建設技術者に挑戦しようと決めたんです。
とはいえ、業界知識もないですし、半ば諦めていたところ、「未経験からでも施工管理技士に挑戦できる」というウィルオブ・コンストラクションの謳い文句を見て、「チャンスがあるなら、チャレンジするべきだ」と、覚悟を決めて応募しました。
建設業界以外の会社からもいくつか内定をいただいてたんですが、新型コロナウイルスの影響もあってこれからどんな産業も景気が悪くなると言われていた中で、基幹産業の建設業界は仕事がなくなることはないと考えたことも、理由の一つです。
繰り返しになりますが、一貫して「人と関わるのがメインの仕事」というのを大切にしていました。 ずっとパソコンに向き合っているのではなく、人と会話をしながら、共に取り組んでいける仕事ということを、絶対的な要素として据えていましたね。
その一方で、自分の強みだったコミュニケーション能力を、新型コロナウイルスの影響で面接がオンライン中心となってしまったせいで、なかなか発揮しづらかったのはキツかったですね。
良くも悪くも体育会系なので、皆さん明るくて、冗談を言い合いながら笑って仕事ができる環境ですね。
分からないことがあっても、チャットツールに書き込んでおけば、誰かが答えてくれるっていう体制なので質問もしやすいです。
すごく強く印象に残っていることがあって、初めてコンクリートの打設を担当させてもらったときにかなり大きな失敗をしてしまったんです。 そのときは相当落ち込んだんですが、次チャンスをいただいたときには、前日からちゃんと準備をして挑んで。 そうしたら、ぴったり自分の計算通りにコンクリートを打てることができました。
そのとき、職人さんから本当に褒められたんですよ。「やればできるやん!」って。 すごくいい成功体験として残っていますし、しっかりと自分の仕事をこなすことができれば、絶対に認めてもらえる世界なんだなと、そのときに感じましたね。
現場には大勢の職人さんがいらっしゃるので、なかなか予定通りにいかないんですよ。 それをどうリカバリーするかを考えるのは大変でしたね。どうしても経験が浅いので、応用が利かないんです。
イレギュラーなことが起きたときに、自分だけでは判断がつかないときは、すごく頭抱えました。 それでも、何か質問していただいたら、分からないの一言で済ませるのではなく、必ず対応するようにしていました。 この人は何も動かないなと思われた時点で、職人さんから声が掛からなくなって、勉強もできなくなってしまうと思ったので。
逆に、動いてくれるという印象がつけば、現場で起こっていることも全部自分の耳に入るようになってきて、現場の流れも読めるようになってくるので、それだけはとくに意識をして働くようにしていました。
一番大きな目標は、資格の取得です。 まずは、技術者としての第一歩として"2級施工管理技士"にしっかりと合格し、並行して自分のスキルもしっかりと伸ばしていくことです。
また、私自身、実際に働き始めるまで、分からないことや不安に感じることも多かったので、建設業界の先輩として、建設業界に挑戦しようとしている後輩のメンターとして、自分の経験を伝えることで少しでも不安を取り除けることができれればと考えています。
皆さんが思っているほど"ブラック"じゃないってことですね(笑)。 外から見たイメージと違って、意外にも(?)労働環境は良かったっていうのは、私が感じた一番大きなギャップです(笑)。
正直なところ、3K(キツイ・汚い・危険)を覚悟していた部分もあったんですけど。 なので、「建設業界って、そんなにコワいところじゃないよ」とは伝えたいですね。
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