2019年入社 / 中途
声優の専門学校を出た後、劇団員をやっていました。その後は、パチンコ店の店長を経て、前職では某飲食チェーンの店長を長らくしていました。
前職の労働環境が厳しかったからです。社員は私一人で他はアルバイトなので、労務管理から発注・在庫管理、調理までやっていました。ですが、相当キツくて身体を壊してしまって…。もう限界かなと感じたことが理由ですね。
最初のキッカケは、やったことのない職種がしたかったからです。なので、建設業界一本で転職先を探していたわけではありませんでした。身内に建築士がいるのですが、建設業界に対するイメージもテレビCMくらいしかなかったので、正直なところ、最終的な決め手は感覚でしたね。
今は川崎にあるプラント内で、回転機やコンプレッサー等の動機器のメンテナンスをメインに担当しています。業務は8時から朝礼が始まり、19時くらいに終わることが多いですね。
基本的には、一人で業務に当たることが多いですが、分からないことを教えていただきながら仕事ができています。飲食店のときは、業務が丸投げだったので(笑)。
メンテナンス工事は、建築・土木工事とは異なり、モノを創り上げる工事ではありません。ですが、万が一機器が止まってしまうと、ラインも止まってしまう責任の大きな仕事です。なので、メンテナンスをした機器が問題なく稼働した瞬間は、安心感と達成感がありますね。
大きく大変なことはないのですが、しいて言うなら、プラント内では資材用以外のエレベーターが動いていないので、階段の昇降は肉体的にツラいですね。でも、それくらいですね(笑)。
ご飯をつくったり、掃除したりが多いですね。前職がまったく休みが取れなかったので、今は相当時間を使えるようになりました。休日は有意義に過ごせていますよ。
知識がまだまだ足りず、現場での会話も図面を見ながらになってしまっているので、もっと専門知識を付けて、より円滑に業務を進められるようにしたいですね。とはいえ、この業界は一生勉強だと思います。
自分にできるか不安に思っている方も多いかもしれませんが、未経験なんだからやってみないと分からないことばかりなんですよ。 考える前に、まずは飛び込んでみることも大事です。また、私自身も30代後半からの新たな挑戦でしたが、建設業界は年齢に関係なく活躍できる世界だと思いますね。
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