2022年年入社 / 中途
子どもが好きで、ずっと学校の先生を目指していたんですが、教育実習に行ったときに自分が描いていた先生像と現実が違っていて。 いまは1クラスを1人の担任が見るのではなくて、業務を補助する副担任が複数人付くことが一般的になっているんですが、全部一人で子どもたちを見てあげたかった 自分としてはギャップを感じてしまい、別の道を探すことにしました。
その後、登録していた人材エージェントの方に、「誰かを助ける仕事がしたい」と伝えたら、一番に紹介してくれたのがウィルオブ・コンストラクションでした。 でも、よく見たら建設業で。
「なんでここが誰かを助けられる会社なんですか?」と聞いたら、「東日本大震災の復興支援のために設立した会社だから」と教えてもらって。 私自身、東日本大震災を経験しましたが、当時はまだ小学生で支援できなかったことに歯がゆさを感じていました。
でも、ウィルオブ・コンストラクションに入れば、いつかまた自然災害が起きたときに、自分の力で助けに行ける、携われると思ったんです。 なので、どちらかというと、最初から建設業界に入りたかったというよりも、ウィルオブ・コンストラクションの震災復興に対する考え方に感化されて、 結果として建設業界に入った、という感じですね。
都内のタワーマンションの新築現場で、内装工事を担当しています。 専門的な話になりますが、躯体はもう終わっていて、いまは防火区画の施工が終わったあとの二重床の施工やクロス貼りまで4フロアを一人で見ているところです。協力業者の手配から、工事写真の撮影などを行っています。
配属当初は、知識はほとんどなかったので、職人さんから何か声を掛けられても「なんですか、それ?」ってところから始まったんですが、職人さんから言われたことをメモっておいて、先輩に聞いたり、土日に本屋で立ち読みしたり、YouTubeで調べながら身に付けていきました。
皆さんいい方ばかりで、雰囲気はとてもいいですよ。
でも、ただ雰囲気が良いだけではなくて、配属から3か月くらい経ったときに先輩が育休で休むことになって。 その先輩の代わりを任せていただき、もちろんフォローはしていただきながらではありますが、ずいぶん鍛えてもらいましたね。 「こんなに早く任される奴いないよ」とも言っていただいて。 責任ある仕事を任せていただいたのは嬉しかったですし、大きな経験でした。
その中で、職人さんから厳しく指摘されることもありました。 職人さんの作業止めちゃうと、それだけ職人さんの稼ぎも減っちゃうので仕方のないことではあるんですが。
それでも、ある日職人さんから「伸びしろがないやつには怒らない」「頑張ってるな」って言われたんですよ。 その瞬間は、「これまで全力でやってきたことを認めてもらえたんだ」と思って、すごくうれしかったですね。
一般的なデスクワークって、出社したらデスクに座って、パソコンと向き合って…。 どうしてもルーティンワークになりがちですよね。こういう“ゴールのない仕事”って、どこかで飽きちゃうじゃないですか。
でも、建設業界って「この建物を建てる」というゴールが決まっていて、みんなでそこに立ち向かっていくんです。 毎日ダラダラと「あー、あと2時間もあるわー…」とデスクに座って仕事するんじゃなくて、みんなで「明日はどうしようか」「1か月後にはどうしようか」って考えながら、チームで働くんです。 そんな日々を過ごしていれば、一緒に働く方々を他人とは思えなくなりますし、だからこそ達成感も大きいですよね。
それに、みんなでモノを一から建てるってすごくワクワクするじゃないですか。 現場にいると、常に新しい何かができていって、変わっていく景色を目の当たりにします。
すると、この世にある建物はすべて人間か造っているものなんだと、肌で感じられるんです。 こういう地図に残り続けるモノを、自分の手で造っていると思うと、やりがいもあるし、飽きないですし、毎日がめちゃくちゃ楽しいですよ。
現場に出るのが大好きで、デスクワークが苦手なんです。
でも、いまの現場にはデスクワークが得意な同期がいるので、私がパソコンで分からないことがあったら教えてもらうし、現場で分からないことがあったら彼に教えてあげられるいるんで、お互いに支え合って、高め合いながら頑張れています。 今では二人で一つって感覚もあって。同期ってめちゃくちゃ大事だなって日々実感していますね。
ライブに行ったり、買い物に行ったり…。 あとは、家族と一緒に出掛けることも多いですね。
福島に行って、「震災前とずいぶん変わったね」なんて話しながら、被災地を見て回ることもあります。
まずは、いまの現場以上に全力で取り組むこと。 そのためには知識面を充実させないといけないと思っています。
次の現場では躯体から携わって、1級建築施工管理技士を取りたいです。 そのまま土木の現場も経験して、1級土木施工管理技士も取りたいですね。
建築も土木もできるようになったら、最初から最後まで一括して全部携われるじゃないですか。 先輩に頼らないでもできるくらいに、とにかく少しでも知識を得ていきたい。後輩にも負けたくない。色んな人に認められたいですね。
葛藤を抱いている方も多いと思うんです。 でも、私が建設業界で働いて一番面白いなと感じているのは、「自分を見つめなおせる」っていうところなんです。 現場にはいろんな人がいて、それぞれ色んな方向から評価してくれる。良いところも悪いところも見つけられるというか。 自分で考える力もついていくので、そういう面ではどの業界よりも成長できる仕事だって思います。
それに、何を求めて入ってくるかにもよりますが、これだけは絶対に後悔しないって思えることは、ウィルオブ・コンストラクションで働く方々の人の良さです。サポート力は他の会社と比べても本当に違うと思います。
何かあれば助けてくれると思えるから、私自身、毎日全力で取り組もうと思えています。
RELATED INTERVIEW
尾場瀬 はるか 2021年年入社 / 中途
増子 敦史 2021年年入社 / 中途
斧 友裕 2021年年入社 / 新卒